<   2012年 03月 ( 33 )   > この月の画像一覧
父の切り紙
c0165372_113757.jpg
ここのところ、父は体力が落ちて一日のほとんど横になっている。時々15分ほど起きて紙を切り抜く。父は、次の展に向けてみんなに協力してもらった新聞の水色部分をたくさん切りたいようで、去年は切らなかった少し文字やパターンが入っている部分も使う事にしたようだ。

c0165372_11373934.jpg
そういった部分を使ったのは、何だか葛飾北斎の浮世絵のようにも見えたりして。

c0165372_11372498.jpg
「こんだけしかないけどな」と、父が一ヶ月向き合った富士山は、今の父にとっては千枚以上もらった気持ちがした。「お父さん、4月に切り紙の教室をモーネでやるから、先生で来てね」と言うと、「うん」と返事をしてくれた。

c0165372_11375565.jpg
モーネのホームページをお手伝いしてくれているJ嬢が、父に何枚もの手紙と富士山とタコとイカの紙風船を作って送ってくれていた。「こんなにようけ書いてくれた」と父がうれしそうに見せてくれた。早速、私が膨らませて食器棚に飾った。切り紙本を読んでくださった多くの方から、いろんなカタチ、それぞれ色のエールで届けられて、ほんとうにありがたい。

切り紙の教室「切り絵遊び」 > 詳しくはこちら
by maane-news | 2012-03-19 12:30
八木保さんのトーク会
c0165372_1059486.jpg
1期生のクボユミが誘ってくれて、スタンダードブックストア(大阪心斎橋)であったグラフィックデザイナーの八木保さんのトーク会に3期生3人と一緒に出かけてきた。八木さんは、私が30代の頃に芦屋のアンリ・シャルパンティエが新しく作ったC3というケーキのブランドを手掛けていたと、その随分後に大学の図書館で借りた「八木保の仕事と周辺」という本で初めて知った。初めてC3でケーキを買った時、ミントグリーンの薄紙を紙袋にふわっと差し込んで手渡されて、私はそんな風にお店と客のコミュニケーションが広がるパッケージのスタイルがあるんだと、カルチャーショックを受けたのを覚えている。
本の中で、エスプリやアンタイトルなど洋服のブランドのロゴマークもデザインされていることにも驚いたが、何より「マテリアル・パレット」と名付けられたプレゼンテーションのスタイルに強く惹かれた。八木さんの「五感で伝えるデザインの大切さ」をわかりやすい言葉でつづられていた。私がC3の紙袋と薄紙のコミュニケーションパッケージに強く惹かれた理由は、きっとマテリアルパレットからの展開が根底にあったからと思う。言葉のいらない「ビジュアルコミュニケーション」を人の心にダイレクトにコミュニケートさせるかという八木さんの言葉に感動して、毎年の芸大のデザイン科の課題説明の日にはこの本を見せているほど。
その八木さんの話が聞けるということで、グラフィック工芸コースの6期生初日の前日でしかもこまっちゃん達の展の搬入日だったのにもかかわらず出掛けたのもそんな理由があったからだったが、トーク会で聞けた言葉は宝ものばかり。
・引いてゆくデザイン
・デザインするとき普通の見方でみない
・デザインは見切りだ
・素材をいつも集める
・見立て、即興
・伝えてゆくこと
・デザインとは、まず何かを「好き」になることから
・この人が好きだと想うその人の横に居るだけで勉強になる


お話を聞きながら手帳に書きとめた4ページは、自分でも読めない文字が多かったけど、うなずくばかりの言葉に溢れていた。
八木さんの“想い”を聞いた私の感想は、「信じて今のまま」。
4月に満5年目になるコンピスも寺子屋も、今まで続けてきたことをこれからも。
(5周年を5執念と変換ミスして生徒に笑われたけど、案外私には間違いでないかも‥。)
今を信じて、進むぞ〜!
by maane-news | 2012-03-18 12:30
お知らせ
c0165372_16575111.jpg
切り紙本やモーネのことを掲載いただいた雑誌がいろいろ、一気に発売になりました。
● ジョルニ(giorni) 2012 SPRING/伊藤まさこさんの京都で習い事
● ダ・ビィンチ4月号/伊藤まさこの雑食よみ
● クロワッサン3月25日号/女の介護
● PHPスペシャル4月号/日々を彩る小さな幸せ

c0165372_16581046.jpg
こまっちゃんも。
● レタスクラブ3月25日号/まるごと玉ねぎスープ

c0165372_1247419.jpg
展に来てくれたまるまる玉ねぎのようにかわいいこまっちゃんの甥っこ、雄大君。
by maane-news | 2012-03-17 12:30
新「い」組
c0165372_11301364.jpg
グラフィック工芸コースの6期生、新「い」組の寺子屋がスタート。
1月1日から始めた切り抜きノートと自分の作った“何か”を持ち寄っての初日は、予定を1時間以上もオーバーするほど熱く盛り上がりました。今年は、作った“何か”が食べ物という人が多くて、いきなり初日から持ち寄り会のようになって、ワインも欲しくなった程。
グラフィック工芸コースで初の男子や年少記録大幅更新の16歳も混じった6期生16人。
何やら愉快になりそうな予感の学年。
by maane-news | 2012-03-16 12:31
村松さんの文章ワークショップ
c0165372_11264674.jpg
先週、日曜日に「住み直し」の文章を書いてくださった文筆家の村松美賀子さんの文章を作るワークショップを開催。かな〜り盛り上がった第1回目に続いて、第2回目の今度の日曜日は、どんな着地になるのか楽しみです。
by maane-news | 2012-03-16 12:30
松栄さんの絵
c0165372_1793361.jpg
c0165372_1795954.jpg
こまっちゃんと大学で同級生だった松栄舞子さんの絵は、ほんとうにあたたか。置いていたDMがこんなに早く無くなったのも、松栄さんの絵の魅力。今回は工作所とコラボした陶器に描いた作品もかわいいのです。もうひとつ、カードサイズの絵もあって、手の跡が伝わってくる素敵な線画。どちらも原画でないと伝わらないニュアンスです。是非この機会にギャラリーへ見に来てください。
by maane-news | 2012-03-15 12:33
ハスムカイプロジェクト
c0165372_1703799.jpg
c0165372_1705051.jpg
c0165372_171210.jpg
モーネの斜向い、ソングバードコーヒーで、週末にこまかない“おむすびランチ”をいただく。コンピスで「おむすび本」を愛でてからお腹におむすびを‥という贅沢な時間。コンセプトに合わせてソングバードさんが用意してくださったデザートも美味しかったぁ。
この週末の土曜、日曜も限定で“おむすびランチ”を用意してくれますので、是非二つのおむすびを楽しみにいらしてください。
by maane-news | 2012-03-15 12:32
さんかくにプラス
c0165372_164156100.jpg
こまっちゃんのおむすびの本は「さんかくにプラス」というタイトル。
56ページのこの本、こまっちゃんのおいしさがギュっとにぎられた、美味しくて温かな本に出来上がりました。仕上がった本を見てくださった堀井和子さんは、これからいろんな人に見てほしい本だと、大きなエールをくださいました。伝えたい想いをカタチにすることは、こんなに大きな何かを見る側に届けてくれるんだと、感激のMÅNE BOK(モーネブーク)第1号。
「さんかくプラス」は30部限定、7,000円、お届けは4月末になります。 
 *ご注文、お問い合せは > こちら

by maane-news | 2012-03-15 12:31
はじめてのおにぎり本
c0165372_1639436.jpg
忙しい日にパクッと食べられていいからと、よく作るようになったのが「おにぎり」です。最初は塩むすびからはじまり、いつも同じものを作るのは楽しくないからと料理をしていく中で覚えていく色々な味のいい組み合わせ、彩りのきれいな取り合わせなどをおにぎりの具材にと応用していました。
このことは今回、おにぎりの本を作ることになりじっくり、おにぎりと向き合ったことで見えてきたことでした。
そして本を作るからのは「おいしいそう」であることが自分の中で一番大事にしたいテーマでした。どうしたらおいしそうに見えるか、最初は写真で撮って記録していましたが、具材が違ってもなぜかに単調に見える印象でよくないと考え、おにぎりをイラストにしてみることに。それでもまだおいしそうでないからと、展覧会の2ヶ月前にひらめいたのが木版画という手法でした。
時間のない中、突然の宣言に周囲の方の目を点にさせたようですが‥、木版画のおにぎりには、手でにぎった雰囲気が出そうな気がして実現させるべく無謀な本作りへと突き進んでいきました。木版画経験は小、中学校の図工、美術での時間がほぼ全て。それなのによく17版の版木を5日で彫りあげてしまったこと。記憶にないほどの集中力でした。でも出来上がって見たおにぎりのカタチはほわほわと湯気が見えるような、まさにちゃんと手の跡が感じられるおにぎりに。それぞれのおにぎりに添えてある言葉もおいしいそうをイメージできる香りのような存在であればと思い書いたものです。

最後に、おにぎり本の作り始めから最後まで見ていただいていた堀井和子さん。
暴走する私の行動をいつも軌道修正させて下さるアドバイスを何度もいただき、この本の着地へと導いていただきました。
木版画では、ご自身も木版画で作品を作られている巽正和先生に色々なアドバイスと版を作る際に心強いサポートをしていただきました。巽先生のおかげで、最大の難関の木版画計画を遂行できました。
それから、パソコンでのデータ作業ではモーネの生徒さんである加藤訓子さんにデータの整えをお願いし、私の苦手なデジタル部門をすっきりと整えていただきました。
そして、最後の1ヶ月間は、ほんとうにずぅーっとおにぎり本に集中させてもらえたモーネのあたたかい環境。決して自分ひとりでは生み出せなかったおいしいそうな「おにぎり本」。
色々な想いがしっかり入った大切な一冊となりました。ぜひ手にとってじっくりご覧いただけたら幸いです。/小松美帆(2012.3.10)
by maane-news | 2012-03-15 12:30
寺子屋の時間割
c0165372_22295430.jpg
4月に開催する『ギャラリー・モーネンスコンピス5周年展』は、モーネの仲間の寺子屋とイベントが“展示”。みんなの寺子屋時間を大きな時間割にしてコンピスの壁に貼る計画。先日NEWSでお知らせしたアナログポスターと時間割のDMも近く出来上がる予定。
寺子屋も募集を開始しました。参加してくださった方にはモーネらしい“5周年記念”のプレゼントを予定していますので、おもしろそうな寺子屋にどうぞお申し込みお待ちしています。
> 詳しくはこちら
by maane-news | 2012-03-13 12:30