切り抜き通信寺子屋
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切り抜き通信寺子屋」の10回目、最終回が届き始めました。
1年目を終えての感想のことばをお願いしたら、私の方がジンとくるあたたかな言葉ばかり。

始める前はもういい大人だし、頑固だし、そんなに変化は出ないのではと思っていました。
見てみるのとやってみるのは大違い。紙を切って貼ってみるとまた思い描いているものと違う。
その差が面白くてもう少しやってみよう思うのが切り抜き。
由季さんとのやりとりで手で切って貼ることの意味を考えました。
送り返されて来たレターパックから取り出すノートはまるで手渡しされてるような感覚。
それは市販の物でないからこその感じなのか、必要ではないと思っていたことへの疑問が生まれました。
こんなに真剣に紙を探していたのかといつも驚きます。
幼い頃、絵を描いたり手芸が好きだったことを思い出しました。
毎年、あぁもう1年終ってしまうと思うこの時期に、今年は切抜き通信のおかげで濃い時間を過ごすことができ、とてもうれしい気持ちでいます。
今年1月1日から始めた切抜き通信。こんな感じになっているとは想像もつきませんでした。
これがワクワク?もうちょっと答えを出したいと思うので、もう1年無謀かなと思いつつ通信を続けたいと思います。


そんな感想に、なんて切り抜きの主旨を素直に受けとってくださっているんだろうと、うんうんとうなずきながら、通信寺子屋もライブでモーネに通ってくれるグラフィック工芸コースも「切り抜き」はモーネの独自のカリキュラムだと。しんどくても必ずその人でしかにじみだせない透明な水があると信じて、来年もみなさんと直球で紙のキャッチボールしたいと思っています。
by maane-news | 2014-11-28 12:30
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