モーネのこども寺子屋に来てくれていたのあちゃんのおかあさんから『毎度、お米屋の嫁でございます』という本が届いた。著者はご本人の上田園子さん。
こども寺子屋の時はこどもの造形をおおらかに見守り、いつも側で静かに本を読んいたのが印象に残っているが、送ってくださった本を読んで、こんなにたのしくあたたかな文章を書かれる方だったんだということがわかった。
北海道から京都にお嫁に来られて、お米屋のこと、親との同居のこと、京都の風習のことなどいろんな“たいへん”に明るく向き合ってきたことが文章に溢れてて、電車の中で読んでいたらおかしくて何度も吹き出しそうになってあぶなかった。お米を美味しく頂く知恵のコラムもあってモーネにも精米機を買ってほしいと工作所に頼んでしまった。
泣き笑いの日常エッセイ。おススメの1冊です。