心より感謝を…
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今年は切り紙のことで始まって、そして終わった年でした。
元旦からコンピスで開催した切り紙の展示は、7月滋賀、8月東京、10月福岡、12月北海道と全国を巡回させていただきました。東京での展覧会の最終日に父が旅立ったことも、父と切り紙の結び付きを深く感じることが出来て、そのことが今も私をあたたかい気持ちにさせてくれます。親不孝を悔いて始まった「切り紙」の懺悔でしたが、ほんとうは「もっともっと切り紙の会話をしたかったよお父さん!」というのが本音なんです。
父が亡くなった時、ホスピタルアートの仕事に関わっている方からこんな言葉を届けてもらいました。
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お父様のことを知り、ふと、光露(こうろ)という言葉を想いました。
こうろは花火がぱっと輝いて、すーっと闇に吸い込まれる時の一瞬の光の粒のことです。
お父様は最後に静かな美しい仕事を遺してくださいました。
その余韻は私を含め、多くの日本人の心に届きました。
感謝しています…

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今、実家の母は自宅で一人暮らしを続けています。要介護5の母が、体は不自由でも在宅を続けられるのは、4年間父が介護してくれたおかげだとほんとうに感謝の気持ちで一杯。
切り紙で父とたくさん面白い会話を交わせたように、来年2月の「みんなの富士山」展は、切り紙談義のエピソードがいくつも飛び交う展示になると思う。
今年一年間、切り紙を通して父に私にエールを届けてくださってほんとうにありがとうございました。心より感謝しています。/井上由季子
by maane-news | 2012-12-31 12:31
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