父の切り紙/・・・も筆の誤り?
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先週、プラプラ見せてくれてたウミヘビの続き。
自慢げに見せてくれたので、私も「かわい〜い」と返事してよく見たら、書かれた文字が「ウミヘビ」ではなく「ウミヘベ」になってるのを発見。「いいやん。これもかわいいよ。」とフォローしたのに、間違いは許されない父はあわてて「ビ」に書き直した。

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ちょっと体調も戻ってきたのか、父の切り抜きの調子も上々。マンションの広告の紙使いもかなり手慣れてきた感じがした。

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英語はわからないから切らないと言うと心配してたけど、「このハワイの魚の図鑑は、切り紙本の仕事をしてくれてる人からの贈り物だから、英語の図鑑でも切ってね」と言うと、今日は素直に切り始めた。

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切り紙を父に向き合ってもらってほんとうに良かったと思うのはこういう時だ。切り抜いた魚を図鑑の表紙に置いて、「どや!」という顔でそれを見せる父。かなり調子が悪かった父のこんなリアクションは、何だか元気になったことが伝わってきて、私もうれしくなって、「お父さん、すごぉ〜い!すごい!」と元気な声で伝えた。

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父も段々調子に乗って来て、最初のページに載っていたチョウチョウウオを切り始めてくれた。いい感じ。

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が、切られたチョウチョウウオはかなりスリムになってしまった。「あ、細っ!」と思ったが、「これも、いいやん」とすぐに言ったけど、父にはこんな出来は許せなかったらしく、すぐ切り直し始めた。
久しぶりに、父と愉快な切り紙コミュニケーションの時間を過ごせた日、切り紙の本は私の手を離れて作業は終わりになった。関わってくださった方の想いが積み重なって温かな本になったと思う。
by maane-news | 2011-11-06 12:30
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