チーズの寺子屋
チーズの寺子屋_c0165372_21162610.jpg
一期生の上ちゃんが、チーズとワインの寺子屋を、グラフィック工芸コースの後輩に向けてやってくれた。どんな風に組み立てるか、上ちゃんはずっと温めてくれた。日本に四季があるようにチーズにもあるからと1年を4回に分け、季節を追って提案してくれることになった。1回目はヤギのチーズ。意外なトップバッターの理由を尋ねたら、上ちゃんが最初に好きになったのがヤギのチーズだったからだと。私はチーズが大好きだけど、ヤギだけは苦手だった。でも、彼女が選んでくれるチーズなら、きっと好きになると思って、今回は私も生徒として参加した。

チーズの寺子屋_c0165372_21163779.jpg
テキストは、文字と細いラインでさっと書かれたイラスト。学んだ知識だけでなく自分の目で見て感じたことを寺子屋で話したいと、最初に、実際に見に行った信州のワナリーやチーズ牧場の写真を交えて話を聞かせてくれた。それがヤギのチーズをとても身近に感じさせてくれた。初めてヤギチーズを美味しいと感じられたのは、自分の好きな想いを丁寧に温かく話してくれた上ちゃんだったから。
1期生の上ちゃんが、5期生までのいろんな学年の後輩に一生懸命講師側の役割として向き合ってくれた寺子屋。こういうあり様がモーネ寺子屋の宝物だと思った。
by maane-news | 2011-05-30 12:30
<< 東北に裁縫道具を送るプロジェク... 東北に裁縫道具を送るプロジェク... >>