リユースの課題
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6月から始まった京都市立芸大の『リユース&リデザイン』の授業も今年で9年目。
この課題が始まった頃に比べて今は日本でもリユースの製品とかをよく見かけるようになった。
でも、若き学生たちは、そんなものに振り回されず、それぞれの『発見』を掘り下げて、あっと言う間に最終日の合評を迎えた。
次は、8月末のモーネのギャラリーでの展示になる。

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使い終わったクロッキー帖を素材に作った時計。

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クリアファイルを素材にしたアクセサリー。
見方を変えるとこんなに個性のあるデザインが生まれる。
ぜひ、実物を見にいらしてくださいね。






# by maane-news | 2016-08-04 12:30
おいしいつながり2
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先に書いた料理家の平山さんのアシスタントをしていて、その縁でモーネに繋いでもらったかえるちゃん。
打ち合わせで上京して、かえるちゃんの自宅に泊めてもらったら、広島の実家から届いたお野菜のサラダとパエリアの夕食を用意してくれていた。
やっぱり「おいし〜い」としか言えなくて、三杯もお代わりしてしまった。
かえるちゃんと会うのも久しぶりだったので、お互いの夢のカタチを報告しながらおしゃべりが止まらなかった。

# by maane-news | 2016-08-03 12:31
おいしいつながり1
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料理家の平山由香さん家に久しぶりで伺った。
ランチは、おいしいカレーを用意してくれていた。
15年位前、彼女のカレーの本をデザインさせてもらったことを思い出した。
ガスパチョのスープやキッシュ、デザートの甘みまでどれもほんとうにおいしい!
いつも、「おいしい」としか言わないと苦笑されるけど、おいしいから仕方ない。
テーブルコーディネートも美しくて、ため息がでてしまう。
いろんな話に盛り上がり、彼女と出会った20代からの懐かしい時間にタイムスリップした1日になった。



# by maane-news | 2016-08-03 12:30
お知らせ:モーネ寺子屋 in 仙台
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いつか東北で寺子屋を届けようと、モーネのギャラリーでの売上げや寺子屋の卒業生、作家さんの協力などみんなの力を借りて続けてきた「+1(プラスワン)」の活動。5年が過ぎて、この8月に仙台でモーネ寺子屋が実現できることになりました。
こどもたちには『虫の標本箱』を、大人の方には『ありがとうのカタチ』の内容です。
8月21日(日)、場所は、仙台市民活動サポートセンター4階(研修室5)で。
参加費はそれぞれ無料なので、手と心を動かす物作りの時間に、ぜひご参加ください。
みなさんと仙台でお目にかかれるのを楽しみにしています。


●こども寺子屋「虫の標本箱をつくる」
洋雑誌やパッケージ、ボール紙など、日常の紙を材料にして、箱の中に自由に虫を作ります。
日時:8月21日(日)10:30-12:00
定員:こども30人(対象:ひとりでハサミを使えるこども)
参加費:無料
持参物:使い慣れた工作用ハサミを持って来て下さい

●スライドトーク「対話の物作り」
●ワークショップ「ありがとうのカタチ」
前半は、病院内でのもの作りや高齢者施設でのワークショップの実例を通じて、医療者と患者の向き合い方や高齢者との対話のきっかけ作りの実例を交えたスライドトーク。
後半は、小さな京菓子を材料にして、感謝の気持ちをカタチにする、サンキューカードのワークショップ。どなたでも気軽に楽しめるお礼状作りです。
日時:8月21日(日)13:30-16:00
定員:30人(対象:中学生以上)
参加費:無料
持参物:使い慣れた工作用ハサミを持って来て下さい

●参加のお申込み
メールで、①名前・②電話番号・③参加人数を書いて、maane-contact@maane-moon.com(モーネ工房)まで
お申し込みください。
*定員になり次第締め切らせていただきます。










# by maane-news | 2016-08-01 12:30
お知らせ
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モーネや仲間の本でお世話になっているライターの赤澤かおりさんが新しい本を出版されました。
赤澤さんご自身が暮らす、鎌倉のおいしいお店の紹介です。
どのページも美味しそうな写真と食いしん坊の赤澤さんの文章に、この本を持って鎌倉に行きたくなったほど。
文中に、紙好きの私のことも書いてくださっていて、うれし〜い! いつかの手みやげを楽しみにしてます。
「鎌倉 のんで、たべる。」(朝日新聞出版)、書店でぜひご覧下さい。







# by maane-news | 2016-07-31 12:30
「越前和紙の紙あそび」
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コンピス・プロフィールギャラリーでは、モーネの「切抜き通信寺子屋」で学んだ福井の3人による「越前和紙の紙あそび」を開催しています。
福井県今立(いまだて)伝統の和紙を使ったポストカードや便せん、ポチ袋、紙袋、ブローチなど、3人それぞれの紙あそびを展示・販売。
オリジナルの紙もの、紙雑貨が並んでいますので、コンピスで開催中の「藍洋装展」と併せてご覧ください。

> 越前和紙の紙あそび/川端美貴・野尻千恵子・三屋典子
  7月31日(日)まで、open:12:00-18:00








# by maane-news | 2016-07-29 12:30
「藍洋装展」
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「藍洋装展」がコンピスで始まりました。
3年目となる今回も、藍染作家の梅崎由起子さんが染めた布を布構成家の丹羽裕美子さんが洋服などに仕立てた藍の作品がコンピスに並んでいます。
壁に展示された新しいデザインの染め型紙からも、作品のひとつひとつがていねいに手を経て作られていると感じさせてくれます。
洋服のほか、バッグ、ストールなどいろんなカタチの藍の装いを楽しみにどうぞお越しください。

> 藍洋装展/梅崎由起子・丹羽裕美子
  7月31日(日)まで、OPEN 12:00-18:00






# by maane-news | 2016-07-28 12:31
夏休み寺子屋のお知らせ
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今年もモーネの「夏休み寺子屋」を開催します。
恒例の「虫の標本箱を作る」や「時計を作る」「まめ皿・ボタンを作る」などの他に「ブローチを作る」や「風鈴を作る」など、新しいカリキュラムも用意しました。
参加対象はこどもだけではありませんので、どの寺子屋もおとなの参加大歓迎です。
是非、大勢の方に参加いただければうれしいです。
*カリキュラムやお申し込みは下記をご覧ください。
> 夏休み寺子屋







# by maane-news | 2016-07-28 12:30
今日もサンビーム!
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今取り組んでいる本の追い込み第二弾で、またまたこまっちゃんのサンビームに半日こもらせてもらった。
30度を超える中、「今日もモーネから自転車で来たよ」と言ったら、すぐにこまっちゃんがお家の梅シロップサワーを作って来てくれた。

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この日は、いつもの日替わり定食がなかったので、初めてオムレツカレーを頼んでみた。
こまっちゃんのお父さんの卵料理はどれもおいしいので、カレーに乗っかったオムレツもトロットロで最高!
ここに来る度に、ここはほんとうに心地よい場所だなぁと6時間ギュッと集中させてもらえた。






# by maane-news | 2016-07-22 12:30
こども寺子屋 続き
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こども寺子屋で作った植木鉢があまりにかわいくて、3年前、香川の「四国こどもとおとなの医療センター」に納品した飾り棚の作品をみんなに手伝ってもらうことを思いついた。

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2時間近く集中して自分の植木鉢を作ったので「もうしんどい」と言ってたけど、病院に入院しているこどもたちが元気になるために手伝ってと伝えたら、「はい」と手をあげて元気な花瓶を作ってくれた。

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早速、みんなが作ってくれたものを病院に送ったら、アートディレクターの森合音(もりあいね)さんが、こどもたちの花瓶に張り替えてくれた。
こどもの力はすごい! そう思ったら、毎月みんなに手伝ってもらえたら、3年前の飾り棚の作品を少しずつ変化させてゆけるかもしれないと、また心が動き始めた。







# by maane-news | 2016-07-19 12:30
こども寺子屋 その1
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こどもグラフィック工芸コースの3回目は、「紙の花が咲いた植木鉢」
何年か前のプログラムを少し発展させてみた。
その日の実験手順を聞く真剣なまなざしにはいつもドキドキさせられる。

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今日使う筆は、みんなの右手と左手の指で。
大人でもたまらなくたのしい手法だから、みんな夢中になってくれた。

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ぐるぐるか。

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点々か。
みんな、自由だなぁとその場にいる人たちみんなの心が動く瞬間。

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アルミのワイヤーをかなづちで、たたく。

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色エンピツで好きなタッチをつけた紙で花を作る。

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かわいすぎる!!
モーネにも欲しくなる。
# by maane-news | 2016-07-18 12:30
ご近所さん
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モーネの庭のジョーロにご近所さんができました。
大家さんの鉄工所で事務をしているおじさんが藤袴(ふじばかま)の苗を植えて一緒に置かせて欲しいと鉢を持って来て、鉄工所で働いているお兄ちゃんがジョーロを買ってきてくれた。
モーネのジョーロと同じ象さん! しかも色も黄色でお揃いなので、この前を通る度に思わず微笑んでしまう。
お兄ちゃんと会った時に、うれしいなと話したら「モーネのジョーロがかわいいから、同じ象さんを探したけど見つからなくて」と、そんな風に思ってくれてたんだとまたうれしくなった。
最近のお気に入りのモーネのスポットです。





# by maane-news | 2016-07-15 12:30
お知らせ
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今週の日曜日(7/17)、トートバッグや小物入れでも知られるpoRiff代表の薮内都さんを講師に、「四十八茶百鼠」色のビニールで作るカケラバックのワークショップを開催します。
午前のクラス、午後のクラスともお席がありますので、ご参加お待ちしています。
> 詳しくはこちら







# by maane-news | 2016-07-12 12:30
お知らせ
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「四十八茶百鼠(じじゅうはっちゃひゃくねずみ)」をテーマにした2つの展覧会『八幡はるみ個展・HARU』と『野村春花個展・haru nomura』がコンピスで始まりました。
化学染料の無い江戸時代、庶民の間で生み出された多様な色彩を、バッグやストールとして今の時代に合った使い方や楽しみ方を提案してくれました。

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京都市立芸術大学で同じ時代を過ごした京都造形大学教授の八幡はるみさんは、ねずみ色を基調にした軽快なテキスタイルの帆布トートバッグを大中小3サイズで100個。

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京都造形芸術大学の博士課程で学ぶ野村春花さんは、革を草木染めした「茶とねずみのかばん」と1枚1枚手染めした微妙に色の異なる「茶とねずみのストール」を50枚、それぞれ展示・販売。

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2つの展覧会は7月18日(月・祝)までコンピスで開催しますので、祇園祭と合わせてどうぞお越しください。
*休み:7/13(水)・7/14(木)







# by maane-news | 2016-07-10 12:30
七夕に
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今週のかあちゃん配達弁当は、七夕の日に。
写真のとは別の3個めのお弁当には、星が切抜かれていた。
梅味にしてくれたり、好きな赤ピーマンのマリネを入れてくれたり、七夕生まれの私好みのおかずいっぱいで美味しかったぁ。
七夕が誕生日でいつも幸せだなって毎年思う。
宇宙のあれこれが好きなのも、きっと誕生日の影響もあるのかもしれないな。
ここ数年いつも雨だったけど、晴れ女だった母が今年は星空を見られるように晴にしてくれたのかなぁ。
# by maane-news | 2016-07-09 12:30
モーネ寺子屋 その3
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モーネ寺子屋の10期生「生活造形コース」の5月と6月。
4月から始まった言葉を持ち寄るスタイルが定まってきて楽しい。
それをどう記録するかを考えるのが今のたのしみ。
つくづく「考えること」が好きなんだと思う。
芸大のデザイン進もうと思ったのも、絵を描くことよりアイデアを考えるのが好きだったからかも。

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5月、3回目の授業は、先輩のグラフィック工芸コース2期生・田中世梨ちゃんを講師に招いて、彼女がアメリカに住んでいた時に各地の美術館を見てまわった写真をスライドを使って授業をしてもらった。
その人の感性で切り取られて再構成されたものは、ギュッと何かが詰まったスープのようで、生徒たちも私も刺激をたくさんもらった。

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6月、4回目の『配色の実験』は、今回からコンピスを教室に20人がひろびろしたスペースで。
さすがに20人もいると学校の1クラスのよう。

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3回目になった『言葉の切り抜き』は、紙の形まで個性が出てきて愉快愉快。

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来年予定している『トマトの水耕栽培の話』のために、コンピスの屋上で工作所が作っているトマトの水耕栽培をちょこっと見学。

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食べごろになっていたトマトをひとつずつお味見。

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前回の授業で積み残した「a」の文字のデザインの実技。
ふと、思いついた小さなデザインワークだったけれど、なかなか面白かった。
言葉でも、文字ひとつでも、心を動かしてみつめると個性ってにじみ出るんだな。

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『配色の実験』は、好きな色を3色組み合わせた配色をひたすら作ってみる。
4回目にして最初の実技に、あぁ〜やっぱり私は手を動かす方が好き。
みんなの個性が出てくる様子が見られるこんな時間が一番うれしい。

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色の配色の仕方も、3枚という制約で一人一人違ったそれぞれの並べ方や貼り方に気付かされた。

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一人ずつ自分のベストをひとつ選んで、壁に貼って発表。
この実験は、少し先の授業で展開の予定。






# by maane-news | 2016-07-08 12:30
モーネ寺子屋 その2
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グラフィック工芸コースの3年目「は」組は、少しずつ卒業のものづくり展の種を探してゆく時期。
「記録の話」のスライドを見る前に、持ち寄った自分の記録の手帳3冊を見せ合いっこ。
それぞれの理由が愉快! 個性がにじみ出ていた。

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次は、自分の好きなものをファイリングできる状態にして1冊のファイルにまとめる。
「無意識」を「意識」する実験。

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みんな自分ではわからないけど、ここで一緒に2年間もの作りしてきた同級生には「それぞれ」がはっきり伝わる資料たち。

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資料は、表紙や扉をつけてタイトルも考えてみる。
今までの卒業生たちも、この作業、資料の中に確かに卒業展の『種』が含まれてる。
例えると「卒業展」とフダをつけた小さな植木鉢に土を入れたところかな、今は。







# by maane-news | 2016-07-07 12:30
モーネ寺子屋 その1
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あっと言う間に7月になって、グラフィック工芸コース2年目の「ろ」組は、一番集中して物を作る時期。5月からほぼ二週間ごとに『土』と『布』に向き合った。
『土』の石こう型で作る器は、器の原型を粘土で作る作業。
器の原型を作る作業から陶器が出来上がるまで、工作所が芸大のプロダクトデザインでやっている課題と同じ。思う自分の形が定まるまで3時間くらい粘土と格闘。

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型を作ってからひと月後、それぞれ10個〜15個出来上がり、素焼きする前に線で描く絵付け。
線のタッチの図案を各自描く。
想い描いたものが立体になるとみんなの器がよりカッコよく思える。

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平行して『布』は、おばあちゃんバッグの為にリネンに型染め。
布のサイズも大きいので、ひたすら刷り師になる。

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一人は、1年目の「い」組の切り抜きの『四角』から生まれた『ラジオ』のモチーフを型染め。






# by maane-news | 2016-07-06 12:30
サンビームに
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今進めている次の本の作業はかなり集中しないといけないため、こまっちゃんの実家の「サンビーム」に朝から自転車で西京極まで行ってきた。
ずっと使われずにガラス戸で閉切られていたテラス席が、今年の春から毎月恒例になった『香りのワークショップ』の時だけテラス席を使っているからと聞いて、お願いしてその特別な空間を使わせていただいた。
天窓から差し込む光に周りの窓からは公園の緑と本当に心地いい!

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お昼は、サンビームのランチで。
小鉢がたくさんで、やさしくておいし〜い!
3時のおやつは、こまっちゃんのフワフワのシフォンケーキとコーヒー。
あっと言う間に6時間が過ぎて、お店の中で交わされる挨拶や会話も音楽のようで邪魔にならず一定のリズムがあって、ここはこまっちゃん一家の人柄そのものの喫茶店だなぁと思う。
毎月開催される、清水里香さんの『香りのワークショップ』も、サンドイッチやごはんなど、お楽しみのメニューが食べられるみたいで、私もいつか参加したいと思う。
いつかモーネの寺子屋も何かここでさせてもらいたいな。
もちろんこまっちゃんのランチ付きで!

*香りの寺子屋は、7月10日(日)、8月は7
日(日)に開催されるそうですので、ぜひランチと一緒にお楽しみください。

# by maane-news | 2016-07-04 12:30
高知・白菊園病院でのワークショップ
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高知の白菊園病院でのワークショップで四国に行く途中に香川にも立ち寄った。
雨模様の一日、雨の止んだ善通寺は人が少なくて、大楠さんを静かに見に行けた。
来年1月頃に出来る病院の本といつかの瀬戸内モーネをよろしくお願いしますと。

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“いつかの場所”から瀬戸内の海と島がどんな風に見えるか、そんな現実を無視したドライブはたのしい。

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翌日、高知は快晴。
どこまでも続く太平洋が目の前に広がる「白菊園病院」のロケーションにノックアウト。
今回のワークショップは、以前から高知でモーネの発信を繋いでくれている松田雅子さんが、病院の50周年の記念誌を手がけられたことがきっかけで実現することに。
ここは、一般の病院と高齢者施設が併設されていて、高知県では一番最初にリハビリに力を入れたセクションを設けられた病院だと伺った。
理事長さんご夫妻はじめ病院のみなさんがあたたかく出迎えてくださり、モーネの本や活動もよく知ってくださっていてほんとうに感動した。

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この病院には「制作室」と名付けられたホスピタルアートのセクションがあって、16才から看護師として働いておられた岡本室長さんが “病院を温かにする空間のもの作り”を長く続けておられて、お目にかかった時に「私は、もし落ちても大丈夫なように軽い物しか作りません。それとできるだけ身近にあるものを利用して。」と言われた言葉に、患者さんを想う看護師さんのもの作りの心にまた感動した。
パンチ穴をあけた荷造り用のバンド2色を組み合わせて作ったボール。
まるで芸大のリユースの課題みたいで、岡本室長のデザインの感性にもひかれた。

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「もの作りの作業中にボンドを拭いたティッシュをゴミ箱に捨てた時に思いついたのよ」と、トイレットペーパーをねじって生クリームにしたケーキ。
スポンジ部分も発泡スチロールを使っているからほんとうに軽い。
患者さんの誕生日に、ちょこっと側に置いてあげてますと、笑顔の室長。
病院の長い廊下の壁面も室長さんの作品で模様替えされてると伺って、日本のホスピタルアートがここにあることにも感動。

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午後から「病院内のやさしい対話の工夫」と題したモーネのスライドトークとワークショップ。
病院の看護師さんや職員さん以外に、他の病院で働く看護師さんやヘルパーさんも参加してくださり、誰でも参加できるようにされている志がすばらしいと思った。
40名あまりの方々との「新聞切り紙」のワークショップは、それぞれの現場で実践できる目線で伝えた。

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職員さんたちもみんなすごくいい笑顔で、元気だということが切り紙に溢れていた。
作った作品は、太平洋を背景にして。

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作った切り紙をカレンダーの台紙に貼って、みんなで記念撮影。
ワークショップが終わって慌ただしく片付けをして車に乗り込んだ。
理事長さんご夫妻、岡本室長さん、職員さんも、みなさんが玄関に並んでずっと見送ってくださり泣きそうになった。
ふと、以前も同じような気持ちになったことがあったなぁと、10年ほど前にデンマークの小学校でのワークショップを思い出した。
最初に挨拶にいった職員室で、私たちにコーヒーを淹れてくださったのが校長先生だったこと。それから、ワークショップが終わり教室から消えてしまった子供たちが、学校の門の所で並んで見送ってくれたあの時と同じだ。
そんなことを思い返しながら、何年かぶりの高知滞在でお腹も心も満たされて京都に戻りました。
お休みにも関わらず、お手伝いくださったりいろいろと準備をくださった白菊園病院のみなさんほんとうにありがとうございました。








# by maane-news | 2016-07-01 12:30
お知らせ
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モーネのギャラリーでは、昨年に続いて京都工芸繊維大学・建築設計ゼミの学生による「造形遺産」を開催中。
実在する、使うことも捨てることもできなくなった道路やダム、高架橋などの構造物を「造形遺産」と位置づけ、遺された巨大な構造物、建造物を壊すだけでなく、どう再利用してゆくかをユニークなアイデアと発想で提案。
学生たちが取り組んだ「造形遺産」の提案から3点が俯瞰で見ることのできるスケールモデルと具体的な内容をパネルにして展示されています。
サイズやスケールは違っても、何かモーネと共感する展なので、ぜひ大勢の方に見ていただければと思います。
7月3日(日)まで、コンピスで開催していますのでどうぞお越しください。
> 造形遺産

この展覧会は、9月に東京:アーツ千代田3331にある京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab 東京ギャラリーでも開催されます。






# by maane-news | 2016-06-30 12:30
クキコママも
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コンピスで開催中のボーダー展。
幅が同じ色布の組み合わせで1点ものに変化させるSTOREのコンセプトにノックアウトされた。
ギャラリーに上がる度に私も欲しいなぁと思っていたら、井上の母が「ちょっと見せてもらってくるわ」とギャラリーに上がって自分に似合うTシャツを買って戻ってきた。
メガネと合う配色があったからという義母。もうすぐ88才になる人にも似合っている。
Tシャツをはじめ、それぞれアイテムの前と後が違う配色のデザインです。
ボーダーが林のように広がってる「STOREのボーダー展」にぜひお立ち寄りください。
今週末、日曜日(6/26)まで。

# by maane-news | 2016-06-23 12:30
お知らせ
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モーネ寺子屋の卒業生の一人が着ていたボーダーの洋服がほんとうに素敵で、彼女が「いつかモーネでボーダーの洋服の展ができるといいのに」ということから、その洋服が國時誠(くにときまこと)さんが主宰するSTOREのものだとわかった。
実は、モーネ工房のギャラリーが始まった10年近く前、「全国をまわって洋服を売って歩いてます」とトランクを持って訪ねて来た『寅さんみたいな人やなあ』と思った若い男の人が國時さんだったことを思い出し、9年越しに今回の展示会を開催していただくことに。
STOREのボーダーの洋服は、同じ幅にカットされたいろんな色のボーダーを縫製して作られているので、いくつもの色の組み合せが出来る、プロダクト的な作り方がとてもユニークですごいデザインの仕組みだと思う。
ひとつひとつボーダーの組み合せが違うので、カタチが同じでも印象が違うデザインが生まれるから、一枚一枚手にとって選ぶのが楽しくなる。

STOREのボーダー展」は、6月26日(日)までコンピスで開催しています。
200点以上のボーダーアイテムの中から、誰かへのプレゼントや自分のお気に入りを見つけにお越しください。

> STOREのボーダー展






# by maane-news | 2016-06-22 12:30
切り抜き通信寺子屋
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ブログとかでなかなかお知らせできていない「切り抜き通信寺子屋」も今年で7年目。
遠くに住んでいてモーネのある京都には通えない人にと始めた『通信寺子屋』だったが、案外モーネの近くの生徒さんもこの通信寺子屋を申し込んでくださっていて、今年度は、35人の生徒さんたちとやりとりしている。
感想シートと返信レター、ノートにコメントを書いた付箋だけで、会わない人を刺激できるのかと最初は不安だった。
今年はモチーフを決めてノートに貼ってやりとりするコースだけに絞って、希望者には2年目のクラスもあって、『らくがきアート』や『本の表紙のデザイン』などグラフィック工芸コースのプログラムも交えて、最後に本を作って卒業するカリキュラムも。
かなり集中してノートを見ないと、どのページにその人の個性が育つ双葉なのかに気づけないから、毎回、送られてくるノートを抱えてモーネのハスムカイのカフェ、ソングバードさんのコーナー席や展示をしていない時のコンピスや寺子屋の部屋に3、4日こもってコメントを書いている。
今月は、今年度の5回目で折り返し地点。
そして、毎年この頃からそれぞれの個性がぐっと立ち上がってくるのでノートを見るのが面白くなる。

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「しずく」がモチーフの生徒は、スイーツを贈るのが好きだったと気づき、今は「しずくでスイーツ」の処方箋に向き合っている。

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「三角」モチーフの生徒は、ある日飼っているネコの顔を切抜いたことから、今は「三角でネコの顔をディフォルメ」に。

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「はっぱ」のモチーフの生徒は、書かれている言葉がいい感じで、毎回タイトルを添える処方箋。
なぜか時々「バラン」というモチーフが登場している彼女。
今回は、バランの木!

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「ながしかく」がモチーフの生徒は「建物から階段」という風景を今切抜いている。

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「まる」がモチーフの生徒は、前半「まるでアクセサリー」に向き合っていたが、行き詰まったことがきっかけで、フルーツのテーマが今月届く。
ものすごくおもしろく展開されていた。

こんな風に1年間やり抜いた人は、かならず自分の何かを見つける。
モーネの寺子屋は『型』を教えないから、モーネに通う「グラフィック工芸コース」も「切抜き通信寺子屋」も教わるのではなく、刺激をうけながら、自分の個性に気づいていく。
10年近くやったことで、生徒から気付かせてもらった『モーネ寺子屋』の個性だと思うようになった。





# by maane-news | 2016-06-15 12:30
和歌山に
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モーネ寺子屋の10期生・生活造形コースの7月に予定している「野菜作りの話」の打合せに、木工作家のもくきちさんを訪ねて工房のある和歌山に出掛けて来た。
目の前に海があって、いいなぁ。

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古い小さな工場跡を活かした工房。
いろんな木の素材と作品が工房のあちこちに置いてあって、こういうもの作りの場所に入るといつも細胞が興奮してしまう。

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木工作家として活動をしながら、20年以上も前から自然農法を学んで自分の畑作りをしていて、時々送ってくれる野菜や保存食がほんとうにおいしくて、生活造形コースの授業に加えたのは、自分が一番学びたいから。
工房のすぐ裏にある畑が広くてびっくり。雑草やコンパニオンプランツを共存させた畑なので、どれが野菜なのか説明してもらわないとわからないほど。

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その日採れた野菜をフライパンで蒸してくれて、もくきちさんの木の器で昼食をいただく。
野菜は、土の栄養をギュっと吸い込んで育っていて、塩と胡椒だけで甘くてうま味があっておいしい。にんじん葉と糸こんにゃくと鯵の炒めたものやそらまめの煮たのもいい味。
じっくり土作りから野菜を育てて、使う器も自分で作って、たくさん収穫したものは宮城の友人にも送っていて、豊かな暮らし方だと思った。
彼女のようには全部やれないと思うけど、自分たちが食べる野菜を作るのは、60代になってからの夢。
授業がたのしみ〜。






# by maane-news | 2016-06-10 12:30
園芸療法のデイに
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高槻市の山手にある園芸療法のデイサービス『晴耕雨読舎』に、生徒たち6人も一緒に切り紙のワークにでかけてきた。
緑が深くなった半年ぶりの風景。

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今回は「梅雨」をテーマに、はがきサイズに切り紙したものを最後にカレンダーに貼る内容。
新しい人も増えてきたけれど、3年近く通わせてもらっているからすっかり顔なじみのおじいちゃんやおばあちゃんもいて「先生〜、久しぶりすぎるわ〜」とか「顔、見覚えあるわ」と何人もから声を掛けていただいて歓迎してもらった。

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傘や雨、あじさいなど、それぞれ色の切り紙が生まれて、カレンダーに貼る時も、2枚貼ったり5枚貼って長くしたりと、台紙のカレンダーとの組み合わせでいつもの切り紙が、ぐっと立ち上がった‥その時
「由季さ〜ん! 今日は金曜日なのに、このカレンダーは水曜日になってますよ!」と言われて「えぇ〜!!! なんで〜?」
調べてくれたら、暦が2015年の6月だとわかり、うっかりして去年のカレンダーのデータで台紙を作ったみたい。せっかくみんなが切り紙を貼り終えたのにとしょげていたら、生徒が続けて「今年なら8月と同じ曜日ですよ」とフォローしてくれて、落ち込み、申しわけなく、大慌ての私に利用者さんかが「そんなちいさなこと気にせんでええ」とか「ほら、6を8に変えといたし」とか「曜日を書き変えたから大丈夫や」と、次々に私のうっかりをフォローする言葉を大声で掛けてくれた。
月の数字や曜日を書き変えるなんて、もし同じことが起こっても、私にはそんな風に出来ないだろうなぁ、きっと。
人生の先輩たちの懐の深さに、泣きそうになったほどジ〜ンとなってしまった。
まだまだ修行がたりないなぁ。

> 晴耕雨読舎 *ブログにアップしてくださっています。






# by maane-news | 2016-06-04 12:30
展覧会のこと
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牛尾範子さんの陶器の展覧会が始まった週末は、久しぶりに寺子屋がなかったのでずっとコンピスに居て、作家さんのことを伝えていた。
今回の展示には、器を写真に撮り、釉薬の色を印刷した紙で展のタイトルを切抜いて、作家の美術館のような空間に見立てた。

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タイトルを切り抜いたその文字の残り紙が捨てられず、買ってくださった作品の包みに生かしてみたら、どの包みも違っていてたのしかった。
この展には、先に書いた展のお知らせを読んで来ましたと言ってくださる方が多くて、文章が苦手でもほんとうの想いって伝わるんだなと、なんだかそのこともうれしかった。







# by maane-news | 2016-06-01 12:30
熊本へ「+1」
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モーネ寺子屋に熊本から3年間通ってくれたヒッキーこと内野敏子さん。
水引の作家でもある彼女は、熊本駅の近くで「しろつめ」というお店をされていて、ずっと東北支援の活動も続けていました。
今年、モーネ寺子屋を卒業してすぐに熊本の地震で自宅もお店も被災し、お店の方は建物の被害が大きくて継続不可能に。店内に散乱してしまった、想いをこめて集めて来たものたちを生かしたいという彼女の想いを聞いて、モーネの「+1」活動でそれらを販売する機会を作ることにしました。
日頃からお店に集まって遊ばせてもらっていた小学生のこどもたちも、学校が休みの間に散乱した商品の片付けを手伝ったり、寺子屋の同級生もゴールデンウィークに手伝いに行って、コンピスのちいさなスペースに並んでいるものたちを送ってもらいました。
内野さんなら、きっといつか熊本の人たちをいろんな形で勇気づけてくれる活動を続けてくれる。

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モーネのギャラリーの中に「しろつめ」のショップを復元したこのコーナーは、みんなの想いの足し算の「+1」の小さな支援のカタチです。
あじわいのある紙モノや東欧の雑貨、マッチのラベル、かわいい割ピンなどいろいろです。
展覧会と併せてぜひ見に来てください。





# by maane-news | 2016-05-31 12:30
お知らせ
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モーネの寺子屋で講師をしていただいているイラストレーターの篠原菜穂子さんと木工作家の工房もくきちさんが芦屋で二人展を開催中です。
やさしい水彩画の絵と木の作品の展覧会です。
お近くの方や神戸方面にお出掛けのご予定の方は、先日お知らせした布構成家の丹羽裕美子さんの展と併せてぜひご覧ください。

6月5日(日)まで 12:00-18:00/最終日は17:00
ギャラリーPaw(芦屋市精道町2-15)






# by maane-news | 2016-05-30 12:30
お知らせ
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今日(5/28)から、淡路島在住の陶芸家・牛尾範子さんの展覧会『なにげない日々』がコンピスで始まります。
牛尾さんとは、モーネとして独立した15年くらい前に松本クラフトフェアで出会ったのが最初。
まだ、その頃は工作所が陶器を作ってない時で、彼女の白い板皿を買って以来、クラフトフェアに行く度に牛尾さんの器を選んでいて、今もモーネの日常で度々使っているものばかり。
コンピスでの牛尾さんの展は、今回で2度目。
ご主人が車で運んでくださった作品の包みを開けながら、これもいいなぁ、あれもいいなぁと心が動いてしまった。
展示は、牛尾さんの作品が好きなモーネの目線で飾らせてもらった。
展示を終えた時、作品と空間がひとつになってすごくうれしくなった。
好きな「感覚」を共鳴するって、ギャラリーを始めて9年を過ぎても、こういう瞬間にドキドキしてしまうな。

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モーネに住まいを移した『住み直し』で物をうんと整理したけれど、やっぱり牛尾さんの器は、日常に選んでしまう。その器を使う「時」のためなんだと思う‥という理由をつけて。
ほら、キュロットさんのお菓子とコーヒーが自然に似合うんだなぁ

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コーヒーカップとスープカップ持つと軽いのに驚いたとスタッフの桃子ちゃんが何度も言ってたけど、確かに。
なんてコーヒーが似合うカップなんだろうなぁと思う。

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木々の光の中、立ち止まって、
黙って、呼吸して、
偶然の景色を目にする。
何気ない日々と共にある器でありたいと思う。
日日是好日

今回の展の牛尾さんの想い。
ほんとうにその通りだと思う。
振り返って記憶に残らない、そんな普通の日がなによりしあわせ。
初めて出会ってからも、いつも「あぁ、素敵だな」って思える作品を作る牛尾さんに出会えたことが、すごくうれしいな。
一人暮らしの食の時間を、家族の中の自分の時間を、豊かにしてくれる牛尾さんの陶器にぜひ出会いに来てください。

5月28日(土)-6月5日(日) 12:00-18:00
*休み:5/31(火)・6/1(水)






# by maane-news | 2016-05-28 12:30