人生の先輩と後輩
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今年88歳になった愉快なあみぐるみの作者のヒサコさん。なんと『しろとくろのあみぐるみ』の本が英語の翻訳本になったそうです。モーネ工房を始めた12年前からいろんな企画、デザインしてきた本で、この一冊がアルファベットになったらかっこいいのになぁといつも思っていたら、それをヒサコさんは、ひょいと現実にした。「夢は80歳から」と言うヒサコさんはほんとうにすごい人生の先輩だと思う。

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もうひとりの先輩は、「ろ」組の彩ちゃんのおばあちゃん。父のために富士山色の新聞紙を集めてくれてるんです。ブログのNEWSを読んで、父が食欲がないと知り、美味しいお吸い物を父に届けてくださった。おばあちゃんは、包み紙の『ふ』の文字が雲に見えるように富士山を貼ってくれたそうです。彩ちゃんのおばあちゃんは、ハサミをほとんど持たないようになったと聞いていたのに、父の為に富士山を切ってくださった。私には『ふ』の文字の雲なんて思いつかない。もうひとりの素晴らしい人生の先輩。

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人生の後輩からもこんな素敵な紙の贈り物が‥。こども寺子屋に通うかほちゃんが、父に元気になってほしいと、ケチャップの包み紙で作った富士山と、オムライス(おもらいすって書いてあるけど‥)のはがきを実家に送ってくれたんです。父に、6歳になるかほちゃんが送ってくれたと父に言うと、どうも大人の寺子屋の生徒からだと思ってたみたいで、ちいさな女の子からだと知ってしきりに「この子はすごい、すごい子や」と何度もすごいを繰り返して、ちょっと気が入ってくれた様子に、かほちゃんに感謝した。
by maane-news | 2012-06-20 12:30
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