こまっちゃんはいつから休んでないのかな…。先週は図書室を、今週はコンピスを作業基地にして、毎晩遅くまで木版画を刷り続けている。
みんなのお昼を作る以外はずっとバレンを手に版木と紙に向き合っている。
そして、ついに木版画のページは完成したとか。コンピスのテーブル4台にすき間なく並べられた圧巻の様子。計算してみると全部で1,000回刷ったそうだ。出来上がった一枚一枚の、まるで湯気がみえそうなリアルなおむすびは、機械の印刷では絶対出来ないものだと思う。
木版画をアップで撮影した。まいたけの炊き込みご飯で作るこまっちゃんのおにぎりのまいたけの表情がすご〜く好き。
来週からは、一枚ずつ色鉛筆の原画に取りかかるらしく、まだまだやらなければならないことはいっぱいあるそうで、4月末までは走り続けなければならないみたいだけど、今しかできない宝物の時だから。こまっちゃんは大変だったけど、だからこそこんな本が生まれた。やっぱりこんなアナログ本をこれからも作ってゆきたいとあらためて思った。
måne bokの第2号の人はそろそろウォーミングアップするからね!