この日は『まめ皿とまめ手ぬぐいを作る』。
かなり欲張りかなぁと思いながらも、こども達に日本の紋様に向き合ってもらう実験を実行。10枚のまめ皿に、松、梅、ひょうたん、富士山、雲、千鳥、魚の7種類の紋様と残り3枚はすきなものを描いてもらう。今回は絵具も染付けの藍色だけで。
どうやって、まめ皿とまめ手ぬぐいを伝えるか。全員集合して、まめ皿にちいさな菓子とまめ手ぬぐいを乗せたお茶時間を体験してもらう。その後でひとつづつ、紋様の説明をする。みんなが一番知っていたのは、やっぱり富士山。
筆を使って陶器用の絵具1色で絵付けをしてもらう。おまけに紋様まで指定されてるのに、こども達の絵はそれぞれらしい表現になってほんとうに感激させられる。絵付けしただけでこんなにかわいいから、まめ皿が焼き上がったらまた欲しくなってしまうものばかりなんだろうな…。
まめ皿をうんと制約したので、伊勢木綿のまめ手ぬぐいは、う~んと自由に、弾けた色で作ることに。消しゴムスタンプの手法だったので、カッターナイフも気をつけて使用した。この日は大人と変わらない内容のこども寺子屋になったが、まめ皿とまめ手ぬぐいの実験が終わってから、モーネが関わるもの作りの仕事のお手伝いをしてもらった。「しんどくない?」と聞いてもコクンとうなずいて紙を切り抜いてくれた。こども達に協力してもらったこのことは後日報告をしようと思っている。
*8月5日に「まめ皿とまめ手ぬぐい」の寺子屋を開催しますので、ご参加お待ちしています。
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